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架空請求詐欺と架空請求詐欺メールの実例
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これって、架空請求詐欺メール…?!  
そんなメールが来たのが、今日の13時24分。そしてわずか7分後の13時31分にも、全く同じメールが届いた。架空請求の話はテレビや新聞、ネット等を通じて聞いているが、実物がやってきたのは初めてだった。初めの一行にある企業名に全く心当たりは無く、一目見て「ろくでもないもの」であることが判る。以下、原文そのまま(連絡先電話番号のみ、下3桁は伏せる)に転載しておくが、「無料期間中に退会処理がされていない」「未払いとなった状態のまま長期放置が…」「法的手続き」「お問い合わせ下さい」…と、話に聞く架空請求詐欺の要素が全て、きれいに盛り込まれている。


タイトル : 緊急通知

株式会社ライフクリエイトの永井と申します。
この度、現在お客様がご使用中のPC・携帯端末より、認可ネットワーク認証事業者センター介入し、以前ご登録頂いた「総合情報サイト」から、無料期間中に退会処理がされていない為に、登録料金が発生し、現状未払いとなった状態のまま長期放置が続いております。
本通達から翌日の正午までにご連絡を頂けない場合、利用規約に伴い、法廷書類を作成の上、法的手続きに切り替えさせていただきます。(強制執行対象者となります)
退会処理、料金の詳細につきましては、下記まで、お問い合わせ下さいませ。

TEL 0120-443-※※※
担当:永井
営業時間平日10時~7時。休業日:土日祝日。

 

しかし、果たしてこのメールで詐欺に引っかかる人間はいるのだろうか?

結論から言うと、いるだろう。今時、こうした架空請求詐欺の存在を知らない者などいないことを前提に話をするが、それでもこのようなメールが来ると「焦ってしまう」。そう出来ている。そう、「そう出来ている」。身に覚えの無い、見知らぬ会社からのメールなんて、あからさまに怪しい。百歩譲ったとして、間違いメール。こちらとは何の関係も無い。それでもゴミ箱に直行ではなく、視線をクギ付けにするもの、それが「法的手続き」の文言だ。

メールを受け取った人間が法律に明るいならば、別段、焦りもしないだろう。しかし大部分の人間は、普段法に接する機会など無いから、「もしも」の時どうすれば良いのか判らない。そのため、ひとまず「自分とは関係ない」ことを確認しようと、メールの連絡先に「電話する」。これが相手の狙いとも思わずに…。

ともあれ、私は私の携帯電話に送られてきた架空請求詐欺メールをそのまま捨てるのは「もったいない」と思い、無駄かもしれないが、私に出来ることはしてみることにした。つまり、携帯電話会社への連絡と警察への通報である。

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